リフレッシュの時間

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“蔦の細道図屏風” 俵屋宗達

8月16日(土)に、上野の国立博物館に行ってきました。

“対決 巨匠たちの日本美術”が開催されていました。

覚え書き程度で、感動したものを載せます。

イメージ 1


      俵屋宗達 “蔦の細道図屏風” 左双

      江戸時代 17世紀。 京都 相国寺 所蔵

この写真、まったく色を拾えていません。
だから、今この写真をご覧になっている方は、これを見ながら想像力を働かせて実物を観てください。

実物は、金色が、きらびやかな金箔。
下の緑は、鮮やかなエメラルドグリーン。ベタ塗りです。
金とこのエメラルドグリーンの間を、蔦のような模様がペタペタと入っています。
油絵の印象派のようなタッチです。

屏風の上部、金色の部分に、和歌のような文字が黒の墨で、模様のように流れる書体で書かれています。

屏風って、当たり前だけど、とても大きいアートです。
ここでは写真で小さくまとまっていますが、実物は、自分の背を遥かに越える大きさで、
その屏風の前に立つと、その蔦の中にいるように感じます。

この作品は、「伊勢物語」の主人公・在原業平の「東下り」にちなんだ作品だそうです。


斬新で美しかった。

17世紀って今から400年くらい前の作品なのに、今でも通じるオシャレなインテリア。

すごいなーーーーーーー★★

日本美術ってあんまり知らなかったけど、素晴らしいやん。