原題:LADIES IN LAVENDER 製作年度:2004年 製作国:イギリス 上映時間:105分
監督・脚本:チャールズ・ダンス
出演:ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール、ナターシャ・マケルホーン、
ミリアム・マーゴリーズ、デヴィッド・ワーナー、トビー・ジョーンズ、クライヴ・ラッセル、
リチャード・ピアーズ、ジョアンナ・ディケンズ
監督・脚本:チャールズ・ダンス
出演:ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール、ナターシャ・マケルホーン、
ミリアム・マーゴリーズ、デヴィッド・ワーナー、トビー・ジョーンズ、クライヴ・ラッセル、
リチャード・ピアーズ、ジョアンナ・ディケンズ
感動です。これは、私の中では満点近くつけたい作品。
少なくとも5段階評価では間違いなく5です。
少なくとも5段階評価では間違いなく5です。
ダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)くん、“グッバイ、レーニン!”や“戦場のアリア”にも出ていました。
“グッバイ、レーニン!”では主役を演じていて、これを観たときから気にはなっていたのですが、
やはりこの“ラヴェンダーの咲く庭で”でも、とってもいい演技をしていたと思います。
これからが気になる俳優ですね★
“グッバイ、レーニン!”では主役を演じていて、これを観たときから気にはなっていたのですが、
やはりこの“ラヴェンダーの咲く庭で”でも、とってもいい演技をしていたと思います。
これからが気になる俳優ですね★
そして気になるジュディ・デンチは、やっぱり期待を裏切らない演技です。
この作品では、完全に乙女でした。
もちろん、おばあさんの役ですから、自分の年齢もわきまえた、おばあさんなりの乙女です。
ますますジュディ・デンチにはまっていきそうです。
ほんと、目だけで、彼女の感情を観客に伝えることができるなんて、素晴らしいと思います。
さて、順番が前後しましたが、簡単にあらすじです。
舞台は、戦前のイギリスです。ちょうど、第二次世界大戦が勃発する頃でしょうか、イギリスの片田舎で、ジュディ・デンチ演じるアーシュラ(妹)と、マギー・スミス演じるジャネット(姉)の姉妹が平和に暮らしています。そこへ、ある日、庭から見える浜辺に、若い青年が打ち上げられているのを発見します。若い青年の看病をしつつ、徐々に家族のように仲良くなっていきます。その中で、アーシュラは、だんだん恋心のようなものを覚えていくのですが・・・。
アーシュラもジャネットも、もう60歳を越えたおばあさんなのですが、いくつになっても、恋心を覚えたり、
女性は少女の一面を持ち続けるものなのだなぁ、と感じました。
そう観ている側を素直に受け入れさせてしまう見事なまでの、自然な演技。ジュディ・デンチに拍手です。
そして、この作品のところどころに入る音楽が大変心地よく感じられます。
ある場面で、お互いに言葉は通じ合わないポーランド人のこの青年とイギリスの田舎の人たちが、
この青年がバイオリンを弾くとみんな踊り始め、音楽を通して一体化する瞬間。
音楽は国境を簡単に越えます。感動しました。
ある場面で、お互いに言葉は通じ合わないポーランド人のこの青年とイギリスの田舎の人たちが、
この青年がバイオリンを弾くとみんな踊り始め、音楽を通して一体化する瞬間。
音楽は国境を簡単に越えます。感動しました。
最後は、なんだか泣けてきて、「これって、何の涙?悲しさ?うれしさ?」と自分に問いかけても
結局何の涙かわからず、それでも何か満たされたような幸福感でいっぱいになりました。
結局何の涙かわからず、それでも何か満たされたような幸福感でいっぱいになりました。
本当に、とっても素敵な映画です。
風景についても、どの場面も絵になる美しさだし、もちろんお庭も緑豊かで素敵だし、言うことなしです。
風景についても、どの場面も絵になる美しさだし、もちろんお庭も緑豊かで素敵だし、言うことなしです。
これは、観なきゃ損!!!DVDで持っててもいいくらいです♪♪
まだ観てない方はぜひごらんください~★
(DVDほしい・・・)
まだ観てない方はぜひごらんください~★
(DVDほしい・・・)