リフレッシュの時間

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ピーター・サースガード~“ニュースの天才”~

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この人をご存知ですか?!


今日DVDで観た“ニュースの天才”にも準主役で出ていました。
この人、“フライト・プラン”にも、“ジャーヘッド”にも出ていました。

こないだ記事に載せた、クリス・クーパーと同じで、脇役なのですが存在感があります。
いい演技をしています。
寡黙な役が多いのに、微かな表情でうまい演技していると思います。

この“ニュースの天才”という映画、あらすじは、
アメリカで実際起きた、ニュー・リパブリック誌という、政治家なども読む伝統と権威ある雑誌に、
ティーブンという記者が記事を捏造して何度も載せていた、というものです。

ストーリーはなかなか良かった。
主人公のスティーブンは、ヘイデン・クリステンセンという俳優が演じていたが、これもなかなか良かった。
しかし、その「良かった」というのは演技が「良かった」という話で、
この映画の中でのスティーブという人間は、自分を守ってばかりの最低の嘘つき人間で、心底気分悪くなった。
写真を載せた、ピーター・サースガードは、チャックという編集者役。
こっちは、冷静に真実を追う、好感持てる編集者だった。

ティーブは、「記事なんて面白ければいい」という軽い感覚で、嘘を並べて記事をでっち上げる。
まあ、この映画を観てみればわかるが、それだけの単純な話でもなく、
ティーブの持つ弱さ・脆さも、描かれているのだが・・・。

ストーリーは悪くなかった。
暗かったけど、真実を追うまっすぐな姿勢は好感を持ったし、人間の気持ちの動きもうまく描かれていて、
面白かったと思う。

観たことがない人は、時間があるときに観てみてもいいかもしれません。
ただ、気持ちに余裕があるときじゃないと、スティーブという奴にムカついて、
ムカついただけで映画が終わってしまう可能性があるのでご注意を!