リフレッシュの時間

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香港・マカオ旅行2~マカオ~

前回に引き続き、2007年5月の香港・マカオ旅行の振り返り。

今回は、マカオの写真です。

マカオへは、香港から船で行ったのですが、港からはタクシーで街に行きました。
実は、マカオは、世界文化遺産に登録されている建造物・広場がたくさんある街なのです。

マカオにはカジノがあるので、週末は、香港からたくさんの人がカジノをしにマカオに来ます。
私達がマカオに行った日は平日でしたが、それでも、数多くのカジノ目当ての香港人達で船が一杯でした。

私達はカジノには全く興味がないので、港に着くなり、カジノに向かう人とは別方向に進み、
タクシーに乗って市街地に向かいました。

市街地に着いて本当に驚きました。
信じられないくらい臭いのです。

下水と汚物の臭い。生ごみが腐ったような、そのごみが大量に近くに積み上げられてるんじゃないか
と思うような強烈な異臭が、街全体を覆っていたのです。

私は、幸いにも、ハンカチを持ってたので、鼻を覆ってなんとか歩けましたが、
一緒に行った旦那は、「異臭で息ができない」と、死にかけていました。

世界遺産に登録されている観光地は、掃除されていて異臭がそこまで酷くはなかったのですが、
その場所に行くまでの道のりが、耐えられないほどの状態でした。
私達は、市街地までタクシーで行ったけど、そこから世界遺産の各場所まではタクシーを降りて
地図を見ながら歩いて行ったのです。普通の観光客なら、もしかしたらすべてタクシーで行くのかもしれません。

マカオは、ポルトガル領だったので、その歴史的建築物などが世界遺産になっています。

イメージ 1

とてもアジアにいるとは思えないヨーロッパの街並みのようです。
でも、これはところどころがそうなっているだけで、基本的には中国の貧しい町です。

次に、高台みたいなところで、市街地を撮ってみたのですが、
香港とは違い、古い汚いビルばかりが建っています。

イメージ 2


その異臭漂う街を歩いていて、さらに驚いたのは、平日だというのに誰も働いていないということです。
服屋らしき店も、大量の古着のような服がバーゲンのように箱にぐちゃぐちゃになって入れられてるだけ。
みんな仕事をせず何をしているかというと、
机を囲んでお茶のようなものを飲みながらゲームをしているのです。
そういうグループを、歩いていると結構よく見かけました。
どんなに暇やねん?!って感じですが、暇というより仕事がなく、基本的に貧しいのだと思います。
田舎なんだと思います。同じ貧しさでも、香港のようなギラついた目は感じませんでした。

マカオには一日いましたが、
一日中異臭に覆われていて具合が悪くなってしまったので、
香港に戻る船の中で、「二度と来るか」と思ってしまいました。。

仮にまたマカオに行くことがあったとしても、次は、マスクが必要かもしれません。
でも、マスクをして歩いている住民は一人もいませんでしたが・・・。