前回記事を書いてから少し時間が空いてしまいましたが、カッパドキアの続きです。
この断崖絶壁の下に川が流れており、その川に沿ってのハイキングでした。
断崖絶壁も下から見るとこんな迫力で、圧倒されます。
この地域は、昔キリスト教徒が住んでおり、
この断崖絶壁の岩を掘って住居としていました。
そのため、このウフララ渓谷にはキリスト教の教会が数多くあり、
4世紀のものさえあるそうです。これは教会の入口です。
この断崖絶壁の岩を掘って住居としていました。
そのため、このウフララ渓谷にはキリスト教の教会が数多くあり、
4世紀のものさえあるそうです。これは教会の入口です。
教会の中に入ってみると、イエス・キリストや聖母マリアの像、聖書にある場面などの壁画がありました。
壁に「しっくい」を塗って、その上に色を載せて描くフレスコ画です。
そして、興味深いのは、その壁画のどの人物も目の部分が削り取られていることでした。
壁に「しっくい」を塗って、その上に色を載せて描くフレスコ画です。
そして、興味深いのは、その壁画のどの人物も目の部分が削り取られていることでした。
キリスト教徒が住んでいたあとにやってきたイスラム教徒が、イスラム教では偶像禁止なので、
その像の目を消してしまったということでした。教会の数が非常に多く、そしてどの教会にも壁画があったので、
壁画の数も大変多いのですが、そのすべての壁画の人物像の目または顔が消されていました。
これもまた歴史の一面なのだと感じました。「偶像禁止」というのはこういう形でも現れるわけですね。
その像の目を消してしまったということでした。教会の数が非常に多く、そしてどの教会にも壁画があったので、
壁画の数も大変多いのですが、そのすべての壁画の人物像の目または顔が消されていました。
これもまた歴史の一面なのだと感じました。「偶像禁止」というのはこういう形でも現れるわけですね。
川沿いにあちらこちらに
住居の跡が見られました。
大きい穴は人の住んだ住居の
入り口ですが、たくさんの小さい穴は人が作った鳩の家です。
鳩の糞を肥料にしていたそうです。
住居の跡が見られました。
大きい穴は人の住んだ住居の
入り口ですが、たくさんの小さい穴は人が作った鳩の家です。
鳩の糞を肥料にしていたそうです。
来た道を振り返ってみると、
凄い迫力の岩山です。
途中、小遣い稼ぎに小さな林檎を売る子どもがいたり、人を運ぶためのロバがいたりしました。
また、川に足をつけながら食事ができるお店があり、そこで昼食をとりました。
ただ、食事中とにかく蜂が多すぎて、冷や冷やしっぱなしでした。
凄い迫力の岩山です。
途中、小遣い稼ぎに小さな林檎を売る子どもがいたり、人を運ぶためのロバがいたりしました。
また、川に足をつけながら食事ができるお店があり、そこで昼食をとりました。
ただ、食事中とにかく蜂が多すぎて、冷や冷やしっぱなしでした。
日差しが強く暑い日でしたが、川の流れが心地よく、歴史にも触れることができたハイキングでした。